校長インタビュー

東京都市大学塩尻高等学校 校長インタビュー

校長先生に至るまでの経歴についてお聞かせください。

大学卒業後に縁があって本校にお世話になりました。9年間非常勤講師と嘱託教諭(常勤講師)を勤めたのち正式採用され、五島慶太翁の「熱誠」と「なあにこれくらい」の精神で現在に至ります。

東京都市大学塩尻高等学校(以下、塩尻高校)の教育について、具体的な中身や特徴について教えてください。

建学の精神は、「情操豊かな教養人としての人材の育成」です。三つの校訓は、「誠実」・「勤勉」・「創造」です。教育理念は 、Creation「創造」とDignity「品格」です。

公立校とのちがい、塩尻高校ならではの特徴は何ですか?

公立と違い教職員の転勤がほとんどないため、退職まで一生同じ職場にいます。そのため生徒に一生寄り添える学校です。学習活動・部活動・学校生活・進路など、本校教職員は生徒のために親身に対応しています。卒業生アンケートでは満足度はそれぞれの項目でとても高いものとなっています。学校内での改革は各個人が短期的・長期的に取り組むことができます。

塩尻高校が求める教員像(人材像)についてお聞かせてください

生徒のために尽くすことができる方。「教師は五者たれ」。五者とは「学者、医者、役者、易者、芸者の五つ」を指し、「学者のように学べ」、「医者のように生徒を診よ」、「役者のように生徒を魅了せよ」、「易者のように生徒の未来を見よ」、「芸者のように生徒に寄り添え」である。

塩尻高校の教員に求められる特性やスキルはありますか?

教員に求める資質・能力は、使命感や責任感・教育的愛情・教科や教職に関する専門的知識・実践的指導力・総合的人間力・コミュニケーション能力・ファシリテーション能力。

今後、塩尻高校をどのような学校にしていきたいですか?

地域から愛され信頼される学校。誰もが入学したがる学校。生徒・保護者や卒業生が誇りに思える学校。そして、教職員が働き甲斐があり自身の教育活動に誇りを持てる学校にしていきたいです。

塩尻高校の教員へ興味を持っている方へメッセージをお願いします。

本校は毎年学校改革を進めています。工業高校から普通高校に転換し、生徒が生き生きと学べる環境づくりを行ってきました。夜9時まで学習ができる環境を整備した結果、大学進学者数は飛躍的に伸びています。部活動の加入率も上がり、全国大会に出場する部も増えています。生徒会活動では文化祭や体育祭等で自治活動が活発に行われるようになりました。このように学校は着実に発展しています。ひとりひとりの教職員がやりがいを持って教育活動に取り組める学校です。