教員も生徒も生き生きと
活気あふれる学校です。
付属中高
東京都市大学付属中学校・高等学校 専任教諭
某私立大学家政学部に進学、卒業後は千葉県の私立中高一貫校に専任教員として6年間勤めました。その後は、東京都の私立学校に非常勤講師として3年、常勤講師として1年勤め、授業を担当し、今に至ります。最初に勤務した学校では、中学校および高等学校のクラス担任や部活動顧問、分掌のほか、教科指導、進路指導、生活指導など、さまざまな業務を経験しました。そうした経験から、教員として生徒に関わることの責任を感じるとともに、大きなやりがいを感じました。
私は幼い頃から手芸や服飾が好きで、大学では被服製作やファッションに関わることを学びたいと考え、被服学科に進学、就職についてもアパレルや繊維業界に興味を持っていました。しかし、大学4年時の教育実習をきっかけに、教員を目指すようになりました。教育実習で関わった生徒たちが、勉強や部活、行事などにひたむきに取り組みながら、学校生活を楽しむ姿を間近で見ることができ、そうした彼らの大切な1日1日に関われる教員の仕事に魅力を感じました。
「優しい先生が多い」というのが第一印象でした。着任初日から、周囲の先生が温かく声をかけてくださり、わからないことや不安に感じたことを、担当学年・教科の先生に相談することができました。その後も「職場は慣れた?」「手を焼いている生徒はいない?」など、時折声をかけてくださり、優しい心遣いに助けられました。また、徐々に職場に慣れてくると、生徒に対して誠実かつ熱心に指導にあたる先生方の姿が見えてきました。そうした先生方を尊敬の念を抱き、「自分も頑張りたい」と鼓舞されるような気持ちになりました。
今思い返すと、あっという間の1年間でした。授業、部活、分掌の仕事は以前にも経験したことのある内容でしたが、環境や生徒が異なるため、新鮮な気持ちで取り組むことができました。この1年間で最も大きな学びとなったのは、「授業」です。前任の先生から引き継ぎとして教えていただいた授業内容がとても興味深く、自分の授業にも取り入れたいと考え、いただいた資料をもとに一から学び、実践しました。私にとってそれは挑戦であり、教材研究を深めることで、授業の質が向上し、生徒はもちろん、私自身もより良い学びを得ることができました。
ワークライフバランスをとりやすい職場だと思います。月ごとに勤務表を提出し、自分の都合に合わせてその日の勤務時間を調節できるためです。たとえば、部活指導がある日は退勤時間を遅く設定するほか、授業数が少なく、日中に授業準備などの業務を進められそうな日は、退勤時間を早く設定しています。退勤時間に選択の幅があり、プライベートの予定を優先できたり、自宅勤務日(研究日)をうまく活用することで、時間にゆとりをもって生活できたりすることも、ワークライフバランスの向上に寄与していると思います。
授業の質をさらに高めることが目標です。生徒が身の回りの生活を見つめ直す機会になってほしい、そんな思いで授業を組み立てており、生徒が実生活とのつながりをより強く感じられるような授業になるよう、体験的、実践的な内容を多く取り入れています。日々の授業を通して、生徒の今の生活や将来の生活が、より豊かなものになることを目指しています。
生徒も先生方も生き生きと過ごしている活気のある学校であり、教育に熱心な先生も多いので、教員としての学びややりがいを得ながら教員生活を送ることができます。生徒とともに学び、成長できる本校で、一緒に働くことができたらうれしいです。
5:30
起床
7:50
出勤職員室へ向かい、メールやクラスの欠席連絡を確認します。
8:20
朝礼全教職員が集まり、朝礼を行います。
8:30
ホームルーム
8:40
1限目1.2時間目は2時間続きの中1の授業です。今日は調理実習で卵サンドを作りました。
9:40
2限目マヨネーズを手作りすることで卵の乳化性、ゆで卵を茹でて卵の熱凝固性を学びます。
10:40
3・4限目3.4時間目も1.2時間目と同様の授業です。実習は準備や片付けが大変ですが、実践的な活動は生徒の学びが大きく、加えて生徒の楽しそうな笑顔が見れるので、やりがいを感じます。
12:40
昼食
13:10
実習の片付け、授業準備
15:00
終礼・清掃
15:30
面談学期に1回はクラスの生徒ひとりと面談をします。
17:00
授業準備翌日の授業準備を行います。
18:00
退勤大体18:00~19:00の時間帯に退勤することが多いです。
19:30
帰宅
22:00
就寝
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