人の成長に直接関われる
充実感のある仕事です。
塩尻高校
東京都市大学塩尻高等学校 非常勤講師
大学卒業後、長野県の公立高校で英語の教員として勤務し、その後、総合教育センター、教学指導課、高校教育課といった教育委員会の事務局で教育行政にも携わる機会をいただき、最後には、某県立高校の校長として35年間の公立高校勤務を終えました。その後、都市大塩尻高校で勤務する機会をいただき、顧問として学校運営に関わりながら、英語の授業も担当しました。5年間の勤務を経て、現在は非常勤講師として2年目を過ごしています。
他校で勤務していた時、同じ地区の学校ということもあり、外部からの視点で塩尻高校について漠然とした印象は持っていました。実際に勤務をしてみて、大きく前に進みつつある学校だな、と感じました。公立高校に勤務をしておりましたので、どうしても比較をしてしまうのですが、何かをやると決めてからの動きがとても早いと感じています。学校を前進させるために必要だと思ったことにはすぐに取り組んでいく、とにかくやってみる。そんな学校だと思います。その分、忙しい学校で大変だなとも思っています。そんな中でも一生懸命に取り組んでいる同僚の姿に元気をもらっています。前例踏襲は停滞でしかないということを思うと、今は踏ん張りどころだと思います。生徒も忙しいと思いますが、みんながそれぞれの立場で頑張っている学校だと思います。
まずはしっかりと教材研究に取り組むことです。各コースによって目指すべき内容が違うこともあり、教えるべき内容を、どこまで、どうやって理解させるかという点を大事にしています。1年間の見通しの中で、それぞれの講座で教えるべき内容のポイントを事前にしっかりと整理しておくことが重要だと思っています。言葉が適切かどうかは分かりませんが、教えすぎないように心掛けています。そのうえで、講座内でも生徒の到達度には差があるので、余力のある生徒にはプラスの課題を設定し、授業外での指導をしています。授業内では、とにかく生徒が声を発する機会を多くしたいと思っています。50分の授業中に一言も声を発しない生徒がいないようにしたいです。
人が変わっていく姿や成長していく姿に直接触れることができるところです。そして、そんな過程に少しでも自分が関われたと実感できたら、とてもうれしいですし、充実感を感じます。
「春風に座すが如し」という言葉があります。春風が万物を成長させるように、師の温かくやさしい指導や影響によって学問や才能が育まれる様子をさすということですが、そんな春風のような存在でありたいと思っています。
塩尻高校は成長し続けている学校です。活気があります。やる気があり、こういうことがしたい!という思いがあれば、それを実現することができる環境が整っています。
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