安心して専門性を活かせる
働きやすい環境です。
塩尻高校
東京都市大学塩尻高等学校 非常勤講師
これまでの経歴についてお聞かせください。
大学を卒業して大学院に進み、史学博士の学位を取得しました。その後、複数の大学で研究補助員や非常勤講師などを勤めた後、結婚と出産を経て長野県の通信制高校や県立高校で非常勤講師をしてまいりました。その後、本校でのご縁をいただき、在職しております。
東京都市大学塩尻高等学校（以下、塩尻高校）の印象を教えてください。
校内で顔を合わせるたびに、生徒が必ず元気に挨拶をしてくれることが一番印象的でした。服装やマナーの教育が徹底されている中でも、生徒達が素直にのびのびと学校生活を送っているように思います。担任を持つ先生方は、厳しさの中にも愛情を持って生徒に接している様子がみられます。
授業の内容を向上させるためにやっていることは何ですか。
主に歴史の授業を担当している中で努力していることは、生徒自身に自分で知識を身につけてもらうことです。授業で聞いた事柄で興味を持ったことについて、生徒に調べて発表してもらいます。自分で調べることで知識が栄養となり、その後の多方面にわたる興味につながってくれるといいなと思っております。
教員として働く喜び（魅力）は何ですか？
歴史を学ぶことが大好きなので、教員となり歴史の魅力を自分なりの方法で伝える時間を与えられていること自体が喜びです。難解な内容を取り扱う場合など、授業で伝える内容を工夫し、生徒に理解してもらえた瞬間に喜びを感じます。また、授業の準備を通じて学び続けられることが嬉しいです。本校の生徒はよく質問をしてくれます。その問いについて、互いに理解を深めて喜び合える瞬間もまた格別です。
生徒にとってこんな存在でありたい！理想の教員像を教えてください。
教科書にある内容を伝えるだけでなく、自分で調べて深めたくなるようなきっかけを沢山提供できる教員像が理想です。歴史の授業というと、教員の講義を聞く時間が長いような印象を持たれますが、それだけでは一生残る知識にはなりません。教員自信が幅広く学びを深めて授業に望むことで、生徒が自ら学びたくなるような歴史の話ができるようにしたいです。
塩尻高校の教員へ興味を持っている方へメッセージをお願いします。
私は子育てをしながら非常勤講師をしております。本校は子育て中やその他の事情を抱えた講師にも大変理解があり、働きやすい環境です。校長先生が定期的に面談をして下さり、それぞれの持つ制約について理解して下さいます。このため安心して専門性を活かした教育を行うことができる良い環境だと思います。同じ教科の教員同士も気軽に相談しながら教育活動を行えるあたたかい雰囲気です。
